発症のきっかけ
ある日を境に、私は朝起きられなくなりました。
業務中に文章を読んでも頭に入らず、
会議で議論をうまくコントロールできなくなり、
タスクの遂行もままならない。
特に大きなストレスがあったわけではありません。
しかし、部署内で時間をかけて議論を重ね、推敲を重ねた企画案が、
部門長に根底から否定されたこと。
それが溜まった不調のダムにクラックを入れ、
それでうつ状態が決壊した。そんな感じでした。
受診と診断
状況を改善できないまま、心療内科を受診することを決めました。
選んだのは、以前漫画「マンガで分かる心療内科」で知ったゆうメンタルクリニック。
カウンセリングと診察が別枠になっている点、
受診者数が多く実績がある点から、信頼できると感じました。
診断は中程度抑鬱状態。
処方は向精神薬3種と睡眠導入剤1種でした。
私は薬には偏見はなく、
むしろ服薬による精神の変化に興味があり、
不信感はありませんでした。
服薬開始後の変化
服薬を始めてすぐ、意欲が戻り、
身の回りのことに手がつくようになりました。
向精神薬は短期的には効果が出にくいと認識していましたが、
私の場合は明らかに精神状態の変化があり、
日常生活が通常通り送れる実感がありました。
非常に興味深い経験でした。
投薬治療に拒否感を持たずに服用出来て良かったと思います。
回復の過程
回復は一直線ではありません。
一般的に、抑うつ症状は少しずつ改善しながらも波があります。
私も同じで、良い日が続いたかと思えば、
突然うつ状態に戻る日もありました。
原因が分からないことも多く、
そのたびに焦りがこみ上げてきました。
状態が良い日には、副業にも取り組みました。
新しいことに挑戦できるほど意欲が出てきた反面、
翌日には何もできなくなることも。
気分の波に振り回されるのは辛いですが、
これは回復過程において珍しいことではないそうです。
自己管理の工夫
気分の浮き沈みの原因が分からなかった中、
生活リズムを整えることが、
症状の安定に大きく関わっていると感じました。
特に朝の日光浴や、起きてから活動に入るまでの流れを意識することで、
調子の良い日が増えました。
規則正しい睡眠、朝の光、軽い運動や水分補給。
こうした小さな習慣の積み重ねが、
薬と同じくらい大切だと実感しています。
まとめ
服薬開始から1か月時点で、症状の波はまだありましたが、
明らかに以前よりも「動ける時間」が増えました。
薬の効果と生活習慣の改善が重なり、
少しずつ前に進んでいる感覚があります。
うつ病の回復は長距離走のようなものだと思います。
焦らず、自分のペースで続けていけば、
「普通の状態」に戻れる。
そう信じて、治療を続けていこうと思います。

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