――うつ病になってから、そんな日が増えました。
目覚ましの音で目は覚めても、身体は動かず、肉体の重みが鎖のように感じられる。
会社員としてフルタイムで働いている私は、
在宅勤務の日でも、朝起きられないと一日の予定がすぐに崩れます。
身支度も、家事も、全部が後ろ倒しになる。
そのたびに自己嫌悪と焦りが積み重なり、
「明日こそは」と思いながらも、また同じ朝を繰り返してしまうのです。
そんな日々から少しでも抜け出すために、
私はいくつかの習慣を試してきました。
うまくいった日もあれば、
まったく動けなかった日もあります。
ここでは、私が実際に試した習慣と、
うつ病特有の失敗談を正直にお伝えします。
私が試した「朝起きやすくする」習慣
-
前日の服薬タイミングを早める
SNRI(ノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ薬)やオレキシン受容体拮抗薬の服薬時間を前倒しにしました。睡眠リズムを安定させ、翌日に眠気を残さないためです。 -
起きてすぐ水を飲む
睡眠中も水分は身体から抜けていき、起床直後は軽い脱水になっていると言われます。脱水は血圧を低下させ、覚醒を妨げます。目が覚めてすぐに水分を摂ることで、体を内側から目覚めさせます。 -
カフェインを摂取する
起床後30分~1時間以内にコーヒーやカフェインの錠剤を飲むことで、強い覚醒状態を得るようにします。 -
冷水シャワー
冷水を浴びると、軽いストレス状態となり、その反応で交感神経が優位になります。30秒程度の短時間でも交感神経が刺激され、頭がスッキリします。 -
朝散歩
朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、夜の睡眠にも良い影響が出ます。また、単純なリズム運動を行うことも、気分を上向かせるために有効です。 -
瞑想
深呼吸をしながら5分間、自分の呼吸に意識を向けます。頭の中がクリアになり、前向きな行動がとりやすくなります。
私によくある失敗談
調子が悪い朝は、目が覚めても身体が鉛のように重く、
頭もぼんやりしていて、起き上がるための「最初の一歩」が踏み出せません。
布団の中で「起きなきゃ」と思っていても、身体が拒否しているようで、
手足すら動かないものです。
ガソリンが切れた車のように、
アクセルを踏んでもエンジンがうんともすんとも言わない感覚。
気づけば「無理、今日はもうダメだ」と思考が傾き、
仕事や予定よりも睡眠を優先してしまいます。
「少し回復するまで休むつもり」が、
気がつけば午前中全部を使い果たしてしまうこともあります。
たとえ目が覚めたとしても、起きた後のことを考えると気力が萎えることもあります。
朝食の準備や身支度、職場や家族とのやり取り…
それらが全部「重荷」として頭にのしかかり、
「もう少しだけ」と二度寝に逃げてしまうことも珍しくありません。
こうして、一つの朝のつまずきが、
気づかぬうちに一日の流れ全体を崩してしまう日が、
何度もありました。
それでも続ける意味
正直、これらの習慣は毎日完璧にできるわけではありません。
うつ病には波があり、できない日があるのは当たり前です。
大切なのは、「できた日」を自分でちゃんと認め、自分をほめること。
そして、たとえ一つの習慣でも続けられれば、
それは回復への小さな一歩だと信じています。
このブログでは、うつ病と向き合いながら働く日々や、
実際に試してみた生活改善法を発信しています。
同じように悩む方にとって、少しでも参考や励ましになれば嬉しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿